▶保護司の活動

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【保護司の対象者との面接の心得】
1.【基本的な考え方】信頼の土台を作るマインド
対象者が「この人なら信じられる」と思える環境を作るための根幹です。
① 普通の人として接する
「先生」や「監視役」ではなく、人生の先輩や隣人として対等に接することで、壁を取り払います。
② 信頼関係づくりを大切にする
何をおいても、まずは信頼してもらうこと。指導や助言は、この土台ができてから初めて機能します。
③ 長い目で回復を見守る
変化は一進一退。すぐに結果を求めず、待つことも支援の形です。
④ 過大な期待はしない
期待しすぎると、裏切られたと感じた時に支援者の心も折れてしまいます。「現状維持も立派な成果」と捉えます。

2.【対話の重視】本人の変化を促すコミュニケーション
心を開き、自ら考えさせるための具体的な技法です。
⑤ 対象者の自尊心を傷つけない
恥をかかせたり否定したりせず、存在そのものを尊重します。
⑥ 明るく安心できる場を提供する
「ここは否定されない安全な場所だ」と感じさせる空気作りを優先します。
⑦ 自立を促す関わりを心掛ける
答えを教えるのではなく、本人が自分で選択し、動けるように横から支えます。
⑧ 説教することは禁物
正論の押し付けは反発を招くだけです。説教よりも「問いかけ」を大切にします。
⑨ 来訪してきたことに感謝する
面接に来るという「当たり前」の行動を、最大級に肯定することから始めます。

3.【良好な関係を保つ】ジレンマとリスクへの対処
活動を継続し、お互いを守るための境界線の引き方です。
⑩ 一人で問題を抱え込まない
迷いや不安は、組織で共有することが最善の解決策です。
⑪ 対象者と対決しない
意見の食い違いがあっても、真っ向から戦わず、一度受け止めるか受け流します。
⑫ 状況により面接時間を短めにする
無理に深掘りせず、相手や自分のコンディションに合わせて「今日はここまで」と引く勇気も必要です。
⑬ 法律やルールを守らせることにとらわれすぎない
形式的な「遵守」を強いるより、なぜ守れないのかという「心の内」にフォーカスします。
⑭ 相手をコントロールしようとしない
他人を変えることはできません。変わろうとする意欲を側面からサポートする立場を貫きます。
⑮ 保護観察担当者と連絡を密にして連携を図る
保護司は「地域の目」、保護観察官は「法の執行者」。役割分担を明確にし、チームで当たります。

4)保護司を理解していただくためのショートムービー

【保護司の活動の様子】

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