▶2022年度薬物乱用防止研修「違法なケシと大麻の見分け方」

下記の通り研修を受講しました。(保護司 廣瀬)
■ 期日
2022(令和4)年5月25日(水)
■ 場所
・東京都薬用植物園
https://www.tmiph.metro.tokyo.lg.jp/lb_iyaku/plant/
・東京都小平市中島町21番1号
■ 参加者
・金沢保護司会 保護司 18名 金沢区社会福祉協議会 1名
■ 内容
・講義:13時30分〜14時15分
・見学:14時15分〜15時
ケシには、毒性のあるものと観賞用の無害なものがある。花屋さんで売っているポピーなどは麻薬成分はない。毎年、栽培が禁止されているケシが都内だけでも5000本以上見つかっている。不正にインターネットで種を購入したり種類を誤って業者が販売してしまったものである。毒性のあるケシとそうでないものとの見分け方を教えていただいた。

毒性のあるケシは、種の部分に毛が生えていない、葉を抱くように生えている、葉のギザギザの切れ込みが浅いという特徴がある。大麻については、毒性のあるものは葉がノコギリ状になっているそうである。その後に、植物園でケシや大麻を見学した。
(大麻・ケシの見分け方)
https://www.pref.kanagawa.jp/documents/15187/keshi2020.pdf

■ 感想
栽培が禁止されているケシや大麻が、私たちの周りに、こんなに生えているとは意外だった。放っておくと交雑して増えていくというお話もあった。ここに持ち込まれたケシや大麻は大きな穴に埋めて処分しているということであった。このような地道な活動が日本の麻薬のまん延をくい止めていることが分かった。違法なケシや大麻を見つけたときは、自分で引き抜かないで通報してほしいということであった。これからは、散歩途中でも気をつけて草花を観察していきたいと思う。
※ 違法なケシや大麻を見つけた場合は、このホームページの連絡先に通報してください。
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/n3x/yakumu/opium/opium.html

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