▶お祭りの「のぼり旗」と獅子頭(7月11日)

大道には、木彫りの一対の獅子頭が残っています。川町内会のお祭りの展示物を見せていただきましたら、同じような獅子頭が残っていました。お話をお聞きすると、お祭りの時に「のぼり旗」を建てたときの支柱に飾っていたものということが分かりました。昔の写真も残っていました。また、当時の「のぼり旗」も飾ってありました。

お祭りのときには、氏神様に「のぼり旗」を奉納する風習があったそうです。今でも、長野の諏訪大社の御柱祭は有名ですが、柱を立てて「のぼり旗」を奉納する伝統は、日本各地に残っているようです。

古くから伝わる獅子頭の謎が分かってきました。この獅子頭がどのように飾られていたのかを想像して、ヘタですがイラストを描いてみました。獅子頭の位置はしっくり来ませんが、支柱のどこかに飾られていたと思います。お祭りの時に「のぼり旗」を建てるということは、屋台や神輿の巡行と同じような重要な行事の一つであったように思われます。機会がありましたら、大道でも「のぼり旗」を立ててみたいと思っています。お祭りの「のぼり旗」についてご存知の方はコメントをお願いします。

▶お祭りの「のぼり旗」と獅子頭(7月11日)” に対して2件のコメントがあります。

  1. 岡田須美子 より:

    昨日見せていただきましたが川の獅子頭とそっくりですね。同じ彫刻師の作品でしょうか。洲崎神社の金ぴかの獅子頭より私個人としては大道や川の無垢の獅子頭の方が好みです。(洲崎に怒られるかもしれませんが、金ぴかなのはそれなりの意味があるのでしょうか。)

    1. hirose より:

      そうなんです。たぶん、後藤利兵衛という彫師だと思います。金ピカの洲崎の獅子頭も同じ作者です。浦賀の西叶神社の彫刻もそうだと言われています。金ピカの獅子頭は、160年前のもので、何年か毎に修理をしているようです。近くで見ると時代を感じさせない美しさに感動しますよ。

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